ペーパードリップの最適な豆とお湯の量と温度を有名コーヒーショップのサイトで調べてみた
最近、自宅でコーヒーを飲むときはペーパードリップで淹れることが多いです。
まだまだ始めたばかりなので試行錯誤しながらペーパードリップをしていますが、気になっているのが「豆」と「お湯」の量はどれぐらいが最適なの?ということ。
あと今は適当にやっているけど、最適なお湯の温度も気になっています。
現在、自分の中で目安にしている豆・お湯の量と温度
豆の量:15g(中粗挽き)
湯の量:200ml(注ぐ量は225~235ml)
湯の温度:90度(たぶん)
現在はこちらの量と温度でペーパードリップをしています。
以前は10gに対して200mlで淹れてましたが、「ちょっと薄いな・・」と思うことがしばしばあったので、豆を15gに増やしたら納得できる濃さになりました。
お湯を注ぐ量は225~235mlぐらいを目安にしています。そのうちの25~35mlぐらいはペーパーフィルターに吸収される分と最後まで落としきらない分のお湯の量です。
お湯の温度は計っていません。電気ケトルで沸騰させたお湯をドリップポットに移して、温めていないコーヒーカップに直接ペーパードリップしています。ケトルからドリップポットに移すだけで10度近く温度が下がるようなので90度としています。(今は冬だから温度が下がりやすいけど、夏はそんなに下がらないのかなぁと思っている)
淹れ立ては少し熱過ぎますが、飲みながら数分経てばちょうど良い温度になるの細かい温度はあまり気にしてません。
有名コーヒーショップの公式サイトでオススメしている豆とお湯の量と温度を調べてみた
上記の豆とお湯の量は素人の自分の舌を頼りに導き出したので、本当にこれでいいのか?という疑問も残っています。
そこで実際はどれぐらいが最適なのか有名コーヒーショップの公式サイトでオススメしているペーパードリップ時の「豆の量」「お湯の量」「お湯の温度」を調べてみました。(本当は自分が美味しいと思っているならそのままでいいんだけど、気になったので調べてみた。笑)
今回調べたのは下記3つのポイントです。
- 豆の量
- 湯の量
- 湯の温度
抽出時間だったり、ドリップ方法などでも味が変わってくると思いますが、今回は「豆」と「湯」に絞って調べてみました。
(注意)あくまでもコーヒーショップの公式サイトに書いてあった分量や温度であって、実際にお店でこの分量や温度で提供しているとは限りません。
スターバックスコーヒー
私もよく利用するスタバ。超有名なコーヒーショップですね。
豆の量:10g
湯の量:180ml
湯の温度:90~96度
タリーズコーヒー
たまに利用するタリーズ。こちらも有名なコーヒーショップ。
豆の量:10g
湯の量:150~200ml
湯の温度:90度
エクセルシオールカフェ(ドトールコーヒーショップ)
ドトールで調べようと思いましたがサイトに詳しく書かれていなかったので、同グループのエクセルシオールのサイトで調べました。(サイトの掲載内容からしてドトールも同じ量な感じがする)
豆の量(メリタ1つ穴の場合):8g
豆の量(カリタ3つ穴の場合):12g
豆の量(コーヒーメーカーの場合):8g
湯の量:1杯分(詳しい量は不明)
湯の温度:93度
イノダコーヒ
京都で有名なコーヒーショップ。今年初めて行ってきました。
豆の量:13g(中粗挽き)
湯の量:170ml
湯の温度:85~90度
・2人前の場合(26g、340ml)、3人前の場合(39g、500ml)
INODA COFFEE WEB SITE イノダコーヒ公式ウェブサイト
ブルーボトルコーヒー
サードウェーブコーヒーの代表格。公式サイトには書かれていませんでしたが、ブルーボトルコーヒーの店員にドリップ方法を教わった方がYoutubeに教わったドリップ方法の動画を載せていたのでそちらを参考にしました。
豆の量:25g
湯の量:300ml
湯の温度:不明
ブルーボトルコーヒーと全く同じ分量・方法で味を再現してみた! - YouTube
UCC上島珈琲
お店には一度も行ったことありませんが、こちらも超有名ですね。公式サイトでかなり詳しくコーヒーについての説明が書かれているので勉強になります。
豆の量:10~12g(中細挽き)
湯の量:140ml(注ぐ量は160ml)
湯の温度:95度
(おまけ)私が持っているコーヒー本でも調べてみました
エイ出版 COFFEE
CAFFE BERNINI店主によるドリップ方法が書かれています。
豆の量:17g(中挽き)
湯の量:140~145ml(注ぐ量は160ml)
湯の温度:82~83度
dancyu 2015年10月号 ドリップ大実験
コーヒー特集号の中のカリタ、メリタ、ハリオなどのドリッパーによる味の違いを実験するコーナーでの分量・温度を参考にしました。
豆の量:15g(やや粗めの中挽き)
湯の量:180ml
湯の温度:85度
結果を表にしてまとめてみました
お湯の量がコーヒーショップによってまちまちだったので、「コーヒー豆1gあたりのお湯の量」(数値が少ないほど豆を贅沢に使っている)も目安として計算してみました。
コーヒーショップ・本 | 豆の量(g) | 湯の量(ml) | 豆1gあたりの湯量(ml) | 湯の温度(度) |
現在の自分の目安 | 15 | 200 | 13.3 | 90 |
スターバックスコーヒー | 10 | 180 | 18 | 90~96 |
タリーズコーヒー | 10 | 150~200 | 15~20 | 90 |
エクセルシオールカフェ | 8~12 | 不明 | 不明 | 93 |
イノダコーヒ | 13 | 170 | 13.1 | 85~90 |
ブルーボトルコーヒー | 25 | 300 | 12 | 不明 |
UCC上島珈琲 | 10~12 | 140 | 11.6~12 | 95 |
エイ出版 COFFEE | 17 | 140~145 | 8.2~8.5 | 82~83 |
dancyu 2015年10月号 | 15 | 180 | 12 | 85 |
豆とお湯の量についての感想
豆1gあたりの湯量は8.2~20mlとかなりバラツキがありました。
スタバ、タリーズは他と比べると豆の量がけっこう少な目でした。アメリカのコーヒーショップだからか?エクセルシオール(ドトール)はお湯の量が不明でしたが、仮にスタバと同じ180mlだった場合は豆1gあたりの湯量は15~22.5mlになるのでスタバやタリーズと似たような感じ。
有名チェーン店と比べるとイノダーコーヒ、ブルーボトル、UCCは豆を贅沢に使っている感じ。そして私が所持しているエイ出版COFFEEの本の中で紹介されている方法はかなり豆を贅沢に使っていることがわかりました。家庭でこの分量でコーヒー淹れてたらすぐ豆が無くなってしまうよ・・。
今自分が目安にしている豆15gでお湯200mlはちょうど良さそうな分量なのでそのまま続けていこうと思います。
お湯の温度についての感想
お湯の温度も82~96度とけっこうバラツキがありました。
でもこれはドリップ後に再加熱するとか、事前にカップを温めておくとか、温度に関しての考え方(コーヒー提供時には最適な温度より少し高めで提供している)とかいろいろあるのでこの温度だけで判断するのは難しい。
UCCのサイトによると、
- 低温での抽出時の特徴「苦味や渋みといった溶け出しにくい成分の抽出を押さえられるが、軽い味わいになる傾向がある。」
- 高温での抽出時の特徴「苦味や渋味の成分が早く出てくる。」
と書かれています。どうやら低温過ぎると薄くなるし、高温過ぎても苦く渋くなるようです。
これらの結果を見ると今自分がペーパードリップするときの90度という温度はちょうど良さそうな感じなので、こちらもそのまま続けていこうと思います。(実際に温度を測ってないので本当に90度なのか調べてみないといけないけど 笑)
82~96度という温度は抽出時の温度で、実際のコーヒーの飲み頃の温度は68~70度のようです。
※どうでもよい余談ですが、各サイトで湯量の表記が「cc」と「ml」でバラバラだったのが気になりました。単位としては「cc = ml」という認識で問題ないようですが「cc」は国際単位系や日本工業規格JIS等では認められない単位ということもあって、「ml」が使われることが多いみたいです。
カフェの緊張感とリラックスのバランスが好き
「カフェが好き。」
カフェ好きな人は多いし、人それぞれ好きな部分はいろいろあると思うけど、自分はカフェの何が好きなのか考えたときに一番に思いつくのは、
「ほどよく緊張感のあるリラックスできる空間」
なのかなと思う。
家が100%リラックスできる場所だと考えると、カフェは70%ぐらいリラックスできる場所だと思う。(もちろん店にもよる)
100%リラックスできる場所は必要だと思うけど、70%リラックスできる場所もけっこう必要なんじゃないかと思っている。
家の中は誘惑が多くて作業が捗りにくい
自分は、自分に対して厳しい人ではないので、家の中って誘惑が多いし「何かやろう!」と思って始めてもなかなか続かなかったり、そもそも始まらなかったりする。
例えば、
- 家で小説を読もうと思って読み始めてもすぐ眠くなる
- 家で勉強しようと思って始めてもすぐ眠くなる
- 家で考えごとをしようと思ってもすぐ眠くなる
まぁ眠くなることが多い(笑)
自分にとって家は100%リラックスできる場所なので、どうしてもリラックスし過ぎてしまって何かをやり続けることが難しいことが多い。
カフェのほどよい緊張感が何をするにも捗る
カフェの場合はどうかというと、
自分のお気に入りのカフェならもちろん居心地が良くてリラックスできる。でも公共スペースなのでもちろん店員さんや他のお客さんが居る。自分のことを見られているわけではないだろうけど、「誰か居る」ってことは多かれ少なかれ意識するので、少しは緊張感が生まれる。
このカフェのリラックスと緊張感のバランスがちょうど良いなと思っている。
- カフェで小説を読み始めると、夢中で読み続けられる
- カフェで勉強と始めると、さくさくと効率よく進められる
- カフェで考えごとをすると、いろいろアイデアなど思い浮かぶ
カフェの少しの緊張感が何をするにも作業が捗らせてくれることが多いなと思う。(カフェで何も考えないでボケーっと過ごすのも大好きだけど)
カフェ以外の場所でのリラックスと緊張感の比率を考えてみた
リラックスと緊張感の比率が「家が10:0」「カフェが7:3」と考えたときに、他の場所だと自分の中で比率はどれぐらいなのかなって考えてみた。
リラックス:緊張感(場所)
10:0 (自宅)
9:1 (仲の良い友人の家)
8:2 (居酒屋)
8:2 (学校)
7:3 (カフェ)
7:3 (公園)
4:6 (図書館)
3:7 (会社)
2:8 (高級レストラン)
0:10 (取引先の会社
自分の場合はこんな感じかなと思います。
居酒屋はお酒も入るし、カフェ以上にリラックスしている気がする。学校ではマジメじゃなかったので緊張感無く過ごしていました・・・。図書館は静かな場所なのでちょっと緊張感が増える。会社は多かれ少なかれ責任ある仕事をしているので当然緊張感はあるけど、家の次に多く居る場所なので多少のリラックスはある。高級レストランは行きなれてないし、背伸びをしている感じで緊張感がとても多い。
ここ最近で一番緊張感ある場所はどこかなと考えたら、取引先の会社(打ち合わせ時とか)かなって思う。リラックスがあったらそれはそれでおかしいとは思うけど(笑)行き慣れた取引先でもやっぱり緊張感は多い。
カフェと同じ7:3になったのが公園でした。公園ってのんびりしてて気持ちが良いけど、カフェと同じように自分以外の誰かは居るのでほどよい緊張感が生まれる。
カフェも公園もとても好きな場所だし、7割のリラックスと3割の緊張感がある空間は自分の好きな場所なのかなと思った。
自分がカフェの好きな所だと思ったので、ブログタイトルに「カフェは3割の緊張感と7割のリラックス」とサブタイトルを入れてみました。緊張感とリラックスの順番が逆なのはなんとなく(笑)
カフェやコーヒーをもっと知りたくてブログを始めてみた
カフェが好きで、自分のカフェを持てたら楽しそうだなぁと言う密かな夢があります。
昔はスタバ信者だった
昔はカフェといえばスターバックスコーヒーでした。
どこの街に行ってもスターバックスコーヒーに行ってました。それなりに居心地が良いし、接客も丁寧だし、場所代と思えばドリンクやフードの値段も高いとは思わないからよく利用していました。
何が切欠だったか思い出せないけど、いつからかスタバではない、チェーン店ではないカフェにも魅力を感じて、気になったカフェにも足を運ぶようになりました。(今でもスタバはよく利用するけど)
1年前から家でコーヒーを淹れるようになった
結婚してから休日は家で過ごすことも多くなり、1年前から家でコーヒーを淹れて飲むようになりました。フレンチプレスやペーパードリップを使って、本を読んだり試行錯誤しながらコーヒーを淹れています。
家で自分で飲むだけだから、熱心に研究してという感じではないけれど、ある程度美味しいコーヒーは淹れたいと思ってやっているけど、やればやるほど奥が深いです。
1年間、小さな手動のミルで豆を挽いて、フレンチプレスやペーパードリップでコーヒーを淹れるってことをやってきたけど、豆を挽いてコーヒーを淹れる行為が面倒だと思わないし、もっといろいろ知りたいと思うからコーヒーは好きなのかなと思う。
カフェやコーヒーをもっと知りたくてブログを始めてみた
今までブログは何度かやっていたことがあります。
文章を書くことは全然得意ではないけど、ブログを何度もやっているぐらいだから文章を考えて書くことは好きなんだと思います。
ブログって自分だけの日記と違って、世界中に公開されて誰かに見られている可能性があるから出来る限り正確な情報を書こうと思って「調べる」ってことをすごくたくさんするなと今まで複数のブログをやってきて感じました。(だから1記事書くのも時間がかかる)
なので、カフェやコーヒーに関するブログを始めたら、もっといろんなことが知れるかなと思って今回ブログを初めてみました。どんなブログになるかはわかりませんが、カフェやコーヒーに関することならなんでも好きにゆるくブログに書いていこうと思うのでよろしくお願いします。
「自分のカフェ」という密かな夢に向けても良い切欠になったらいいなと思います。